新型コロナ感染症について About novel coronavirus .

＊There is an English translation in the second half of the article.

世界的に猛威を振るっている、新型コロナ感染症。

外出時には、常にマスクの着用が義務付けられる生活となっていますね。

現在では、ワクチンの接種が始まりつつありますが、変異型が出現するなどまだまだ予断を許さない状態となっています。

毎日発表される患者数は減少傾向にあるものの、専門家からは注意を促す発表が続いています。

今回は、そんな新型コロナ感染症について詳しく解説していきたいと思います。

新型コロナ感染症とは

新型コロナ感染症(COVID-19)とは、人や動物の間で広く感染症を起こすウイルス「コロナウイルス(SARS-CoV-2)」によって起こる感染症の事を指します。

通常のウイルス感染症の場合は症状が強く出ている時期に感染させる可能性が最も高くなると言われているのに対し、新型コロナ感染症は、無症状の人からでも感染する可能性があります。

そのため、発症の2日前から発症後7～10日間は周囲の人に感染させてしまうリスクがあると言われているのです。

また、新型コロナ感染症のウイルス量は、症状が出る0.7日前が最大になると言われており、発症後よりも発症前の方が感染のリスクが高くなるのが特徴です。

新型コロナ感染症の主な初期症状

それでは次に、新型コロナ感染症の主な初期症状について詳しく解説していきましょう。

新型コロナ感染症の初期症状は、風邪によく似ています。

具体的には、「鼻水」「せき」「発熱」「軽い喉の痛み」「筋肉痛」「倦怠感」などがあります。

この中でも、37.5℃以上の発熱と倦怠感を訴える人が特に多く、初期症状の目安と言えるでしょう。

またその他には、「においが分かりづらい」「味が分からない」などの味覚障害や嗅覚障害が出る事も多くあります。

このような味覚や嗅覚に異常が出るのは、主に女性や子供に多いようです。

新型コロナ感染症の初期症状は、通常は5～7日間程度続き、最長で14日間継続します。

重症化しなければ、次第に症状は落ち着き、重症化せずに症状が快方に向かう人の割合は、症状が現れた人のおよそ80%と考えられています。

新型コロナ感染症の感染経路

それでは次に、新型コロナ感染症の感染経路について解説していきましょう。

新型コロナ感染症の感染経路は、主に「飛沫感染」と「接触感染」の2つがあります。

飛沫感染は、感染者がくしゃみや咳などをした際に一緒にウイルスが放出され、それを他者が口や鼻から吸い込むことで感染します。

主に、劇場や満員で者の中などが感染場所として多いと言われています。

接触感染は、感染者が咳やくしゃみをした際に手で押さえ、その手で様々なものを触ることでウイルスが付きます。

そのウイルスが付いた場所を、別に人が触った際に手などに付き、その手で口や鼻を触ることで粘膜から感染します。

主に、電車のつり革やドアノブなどが感染場所として挙げられます。

新型コロナ感染症の潜伏期間や発症するまで

では次に、新型コロナ感染症の潜伏期間や発症するまでを解説していきましょう。

新型コロナ感染症の潜伏期間は、おおよそ5～6日間と言われています。

しかし、感染者の健康状態によって、潜伏期間は1～12.5日間という日数が世界保健機関(WHO)によって発表されています。

重症者になりやすい人の特徴

では、新型コロナ感染症に感染した人の中で、特に重症者になりやすい人の特徴をご紹介していきましょう。

まずはじめに、どのような症状の人を、新型コロナ感染症の重症者と呼ぶのかを説明します。

①人工呼吸器管理をしている

②ECMO(対外式膜型人工肺)を使用している

このような状態の患者を、新型コロナ感染症の重症者と呼んでいます。

新型コロナ感染症で重症者になりやすいと言われている人の特徴は、まだはっきりとされていない部分が多いのですが、その中でも特に重症化しやすいと言われているのが、「高齢者」「糖尿病の人」「心臓の持病がある人」「肺に持病がある人」「免疫抑制剤を使用している人」「抗がん剤治療を受けている人」などが挙げられます。

この他にも、免疫機能が低下している人や、年齢の低い乳幼児、さらに妊婦さんなども重症化への注意が呼びかけられています。

新型コロナ感染症の症状が出た時の対処法

では次に、新型コロナ感染症の症状が出た時の対処法を解説していきましょう。

まず、初期症状として現れやすい「発熱」や「倦怠感」「息苦しさ」などの症状がある場合は、外出を控え安静にします。

そして地域に設置されている「発熱外来」や「発熱相談」に電話をして、指示を仰ぎましょう。

診察の際の目安になるので、熱の記録も取っておくと安心です。

普段から通院している人や、かかりつけ医がる場合は、まずはかかりつけ医に電話で相談するようにしましょう。

また、接触確認アプリ「COCOA」によって、濃厚接触の可能性があったとの通知を受け取った場合は、アプリ内でお知らせが届くのでその指示に従うようにしましょう。

新型コロナ感染症の後遺症

最近では、新型コロナ感染症に感染し、回復した人達から後遺症に関する情報が発信されています。

ここでは、新型コロナ感染症の回復後も、悩まされる可能性のある後遺症についてご紹介していきたいと思います。

2020年7月に、イタリアの大学病院で行われた調査によると、新型コロナ感染症に感染し、回復し退院した143名のうち、退院から約60日間で様々な後遺症に悩まされているという事が分かっています。

その主な症状としては、「疲労・倦怠感(53.1%)」「呼吸困難(43.4%)」「関節痛(27.3%)」「胸痛(21.7%)」などが挙げられています。

またその他には、「頭痛」「発熱」「嗅覚障害」「睡眠障害」などの後遺症が続いている人も多く、日本では2020年8月から後遺症に関する調査を厚生労働省が開始しています。

新型コロナ感染症に感染しない為の対策

それでは次に、新型コロナ感染症に感染しない為の対策をご紹介していきましょう。

まず1つ目の対策としては、集団感染を防ぐために不要不急の外出を控えること。

そして、適度に換気をして、人が多く集まる密集を避け、間近での会話などは極力避けるようにしましょう。

2つ目の対策は、マスクの着用です。

新型コロナ感染症は、咳やくしゃみなどの飛沫感染も原因になりますので、それを防ぐためのマスクの着用は忘れずに行いましょう。

マスクの着用は、鼻と頬をしっかりマスクと密着させて、隙間が出来ないように着用する事が大切です。

3つ目の対策は、アルコール消毒を意識することです。

ウイルスの接触感染を防ぐためには、アルコール製材や次亜塩素酸ナトリウムでの消毒が有効と言われています。

頻繁に触ることの多いドアノブや、部屋のスイッチ、テーブルなども小まめに消毒するようにしましょう。

そして4つ目の対策は、手洗いうがいです。

新型コロナ感染症だけでなく、様々な感染症予防の基本とも言える手洗い・うがい。

鼻や口などを触る機会の多い手の清潔は、感染予防の基本です。

このような対策を意識しながら過ごす事で、新型コロナ感染症の関せ予防に努めましょう。

新型コロナ感染症のワクチンについて

さて日本では、令和3年2月17日から新型コロナ感染症のワクチン接種が開始されています。

接種期間は、令和4年2月末までの予定となっていますが、医療従事者から順次行われていきます。

ワクチン接種の優先順位は以下の通りです。

・医療従事者

・昭和32年4月1日以前に生まれた高齢者

・高齢者以外で、基礎疾患を有する人や、高齢者施設などで従事されている人

・それ以外の人

このような優先順位で、ワクチン接種は行われる予定です。

ワクチン接種を受ける為には、次の通りに手続きを行うようにします。

・ワクチン接種時期よりも前に、市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きます。

・それぞれが、接種可能な時期が来たことを確認します。

・ワクチン接種を受けることが出来る医療機関を探します。

・電話かインターネットでワクチン接種の予約を行います。

・ワクチン接種当日は、「接種券」と「免許証などの本人確認書類」を持参してください。

接種費用は、全額公費となるため無料です。

新型コロナ感染症にかかった人の体験談

それでは最後に、新型コロナ感染症に感染して回復した人の体験談をご紹介していきたいと思います。

30代女性

「お正月中に濃厚接触者だと判明して、すぐに検査をしましたが6日の時点で陰性でした。

しかし、発熱と激しい頭痛が続いて、再度かかりつけ医を受診しPCR検査を実施しました。

熱が下がった頃に、ようやく陽性の結果がきました。

回復した今も、後遺症として咳や不眠・頭痛などが続いています。

先が見えない不安もありますが、みなさんには自分は大丈夫と思わずに、感染リスクを考えた行動をとってもらいたいと思います。」

40代男性

「38度台の熱が1週間ほど続き、かかりつけ医を受診しました。

検査の結果、陽性と判明して肺炎も起こしていたので入院が決定しました。

回復した現在は、体は楽になりましたが、少し動くと疲れてしまい元通りの生活とは程遠い感じです。医療従事者の方々には、感謝しかありません。」

まとめ

さて今回は、新型コロナ感染症について解説してきました。

ワクチン接種が開始されたとはいえ、まだまだ油断の出来ない状況は続いています。

爆発的な感染を防ぐには、一人一人の感染予防意識が大切です。

また、元通りの生活を送れる日がくるように、私たちがそれぞれ感染リスクを意識した生活を送ることを心がけましょう。

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A novel coronavirus that is rampant worldwide.
When you go out, you are obliged to wear a mask at all times.
Currently, vaccination is beginning to take place, but it is still unpredictable due to the emergence of mutants.
Although the number of patients announced daily is declining, experts continue to call attention.
This time, I would like to explain in detail about such a novel coronavirus.

What is the novel coronavirus ?

The novel coronavirus(COVID-19) is an infectious disease caused by the virus "Coronavirus (SARS-CoV-2)" that causes widespread infection among humans and animals.

While it is said that normal viral infections are most likely to be transmitted during the period when symptoms are strong, the novel coronavirus can be transmitted even from asymptomatic people. ..
Therefore, it is said that there is a risk of infecting people around you from 2 days before the onset to 7 to 10 days after the onset.
In addition, the viral load of the novel coronavirus is said to be maximum 0.7 days before the onset of symptoms, and is characterized by a higher risk of infection before the onset of symptoms than after the onset.

Main early symptoms of the novel coronavirus.

Next, let's take a closer look at the main early symptoms of the novel coronavirus.
The initial symptoms of a novel coronavirus are very similar to a cold.
Specifically, there are "runny nose," "cough," "fever," "mild sore throat," "muscle pain," and "malaise."
Of these, many people complain of fever of 37.5 ° C or higher and fatigue, which can be said to be a guideline for initial symptoms.

In addition, there are many cases of dysgeusia and olfactory dysfunction such as "difficult to understand the smell" and "do not understand the taste".
It seems that such abnormalities in taste and smell are mainly found in women and children.
The initial symptoms of the novel coronavirus usually last for about 5-7 days and last up to 14 days.
If it does not become severe, the symptoms will gradually subside, and it is thought that about 80% of those who have symptoms will improve without becoming severe.

Transmission route of the novel coronavirus.

Next, let's explain the transmission route of the novel coronavirus.
There are two main transmission routes for the new corona infection, "droplet infection" and "contact transmission".
Droplet infection is transmitted when an infected person sneezes or coughs, and the virus is released together with the virus, which is inhaled by another person through the mouth or nose.
It is said that there are many places of infection, such as theaters and people who are full.
In contact infection, when an infected person coughs or sneezes, the virus is attached by holding it with his hand and touching various things with his hand.
When a person touches the place where the virus is attached, it touches the hand, etc., and by touching the mouth or nose with that hand, it is transmitted from the mucous membrane.
The main infection sites are the straps of trains and doorknobs.

Incubation period and onset of the new corona infection.

Next, let's explain the incubation period and the onset of the new corona infection.
The incubation period of the new corona infection is said to be approximately 5 to 6 days.
However, depending on the health of the infected person, the World Health Organization (WHO) has announced that the incubation period is 1 to 12.5 days.

Characteristics of people who are prone to become seriously ill.

Now, let me introduce the characteristics of people who are particularly prone to becoming seriously ill among those infected with the novel coronavirus.
First of all, I will explain what kind of symptoms people are called severely ill with the novel coronavirus.

① I manage the ventilator
② Uses ECMO (Extracorporeal Membrane Oxygenation)

Patients with this condition are called severely ill with the novel coronavirus.
The characteristics of people who are said to be prone to become severely ill due to the novel coronavirus are still unclear in many parts, but among them, the one that is said to be particularly prone to become severely ill is the "elderly". "People with diabetes," "People with heart disease," "People with lung disease," "People using immunosuppressive drugs," "People receiving anticancer drug treatment," etc. ..
In addition to this, people with weakened immune system, younger infants, and pregnant women are also being called to be careful about the aggravation.

What to do when symptoms of the novel coronavirus appear.

Next, let's explain what to do when the symptoms of the novel coronavirus appear.
First, if you have symptoms such as "fever", "malaise", or "suffocation" that are likely to appear as initial symptoms, refrain from going out and rest.
Then call the "fever outpatient" or "fever consultation" set up in your area and ask for instructions.
It is a good idea to keep a record of your fever as it will serve as a guide for your medical examination.
If you usually go to the hospital or have a family doctor, first talk to your family doctor by phone.
Also, if you receive a notification from the contact confirmation app "COCOA" that there is a possibility of close contact, you will receive a notification within the app, so be sure to follow the instructions.

Sequelae of the the novel coronavirus.

Recently, information on sequelae has been sent from people who have recovered from the novel coronavirus.
Here, I would like to introduce the aftereffects that may be annoying even after the recovery of the novel coronavirus.
According to a survey conducted at a university hospital in Italy in July 2020, out of 143 people who were infected with the novel coronavirus and recovered and were discharged from the hospital, they suffered from various sequelae in about 60 days after discharge. I know that.

The main symptoms include "fatigue / fatigue (53.1%)", "dyspnea (43.4%)", "arthralgia (27.3%)" and "chest pain (21.7%)".
In addition, many people continue to have sequelae such as "headache," "fever," "smell disorder," and "sleep disorder." In Japan, the Ministry of Health, Labor and Welfare started a survey on sequelae in August 2020.

Measures to prevent infection with the novel coronavirus.

Next, let's introduce measures to prevent infection with the novel coronavirus.
The first measure is to refrain from going out unnecessarily to prevent outbreaks.
Also, ventilate properly, avoid crowds where many people gather, and avoid close conversations as much as possible.

The second measure is to wear a mask.
The new coronavirus infection can also be caused by droplet infections such as coughing and sneezing, so be sure to wear a mask to prevent it.
When wearing a mask, it is important to keep your nose and cheeks in close contact with the mask so that there are no gaps.

The third measure is to be aware of alcohol disinfection.
It is said that alcohol sawing and disinfection with sodium hypochlorite are effective in preventing contact transmission of viruses.
Carefully disinfect doorknobs, room switches, and tables that you often touch.

And the fourth measure is hand-washing gargle.
Hand washing and gargle, which can be said to be the basis of prevention of various infectious diseases as well as the novel coronavirus.
Clean hands, which often touch the nose and mouth, are the basis of infection prevention.

Let's try to prevent the new corona infection by spending time while being aware of such measures.

About vaccine for the novel coronavirus.

In Japan, vaccination against the novel coronavirus has started on February 17, 3rd year of Reiwa.
The inoculation period is scheduled until the end of February, 4th year of Reiwa, but it will be done sequentially from medical staff.

The priority of vaccination is as follows.

·Health care workers
・ Elderly people born before April 1, 1957
・ People who have underlying illnesses or who are engaged in facilities for the elderly other than the elderly
・ Other people

Vaccination will be given in this order of priority.
To receive the vaccination, follow the procedure below.

・ Before the vaccination time, you will receive an "inoculation ticket" and "notice of new corona vaccination" from the municipality.
・ Each confirms that it is time to inoculate.
・ Find a medical institution that can receive vaccination.
・ Make an appointment for vaccination by phone or internet.
・ On the day of vaccination, please bring your "vaccination ticket" and "identification documents such as driver's license".

The inoculation fee is free because it is fully publicly funded.

Experiences of people with the novel coronavirus.

Finally, I would like to introduce the experiences of people who have recovered from the novel coronavirus.

Female in her thirties
"During the New Year, I was found to be a close contact, and I immediately tested it, but it was negative as of the 6th.
However, with fever and severe headaches, she went to her doctor again and performed a PCR test.
By the time she had a fever, she finally got a positive result.
Even now she has recovered, her sequelae include coughing, insomnia and headaches.
There are some uncertainties about the future, but I would like you to take action considering the risk of infection without thinking that you are okay. "

Male in his 40s

"I had a fever in the 38 degree range for about a week, and I went to see my family doctor.
As a result of the test, it turned out to be positive and I had pneumonia, so I was decided to be hospitalized.
Now that I have recovered, my body has become easier, but when I move a little, I get tired and it feels far from my normal life. I am only grateful to the medical professionals. "

summary

Now, this time, I have explained about tthe novel coronavirus.
Even though vaccination has begun, the situation remains alert.
To prevent explosive infections, it is important for each person to be aware of infection prevention.
Also, let's keep in mind that each of us will lead a life that is aware of the risk of infection so that the day will come when we can return to our normal life.